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伸びる配信者の10のマインドセット|続いている理由は、伸ばすことと関係がありませんでした

伸びる配信者の10のマインドセット|続いている理由は、伸ばすことと関係がありませんでした

伸びる配信者の10のマインドセット|続いている理由は、伸ばすことと関係がありませんでした

「高いマイクも買ったし、ゲームの腕前にも自信がある。なのに、いくら配信しても誰も見に来てくれない…」

配信活動を始めたばかりの頃、多くの人が直面するこの現実。 必死にトークスキルを磨いたり、流行りのゲームに手を出したりしても、一向に数字が伸びないと「自分には才能がないのかな」と心が折れそうになりますよね。

配信が伸びない原因として、機材やゲームの腕前ではなく「マインドセット(考え方)」が挙げられることはよくあります。この記事では前半でその10項目を整理します。

そして後半で、自分に当てはめてみたら半分ぐらいズレていたという話を書きます。とくに、私が配信を続けられている理由は、伸ばすこととまったく関係がありませんでした。


伸びる配信者が実践する10のマインドセット

1. 「自分が一番楽しむこと」が最強の集客

人が集まる配信枠には、必ず「異常なまでの熱量」があります。 「義務感」でトレンドのゲームを無表情でプレイしている配信よりも、「自分が本当に好きなマイナーゲーム」をゲラゲラ笑いながらプレイしている配信の方が、視聴者は圧倒的に惹きつけられます。 最初は「自分が最高に楽しめる空間を作る」ことだけに100%集中してください。

2. 「才能」のせいにしない、原因は必ず「データ」にある

「あの人は声が良いから」「トークの才能があるから」と、伸びない理由を自分以外の要素に押し付けていませんか? 伸びる配信者は、失敗を「才能」で片付けません。 「昨日はなぜコメントが少なかったのか?」「サムネの文字が小さすぎたか?」「配信を始める時間が遅すぎたか?」と、失敗を冷静に分析し、次の配信のテストデータとして活用します。

3. リスナーは「数字」ではなく「人間」である

画面の右上にある「同接カウンターの数字」ばかり見ていませんか? その「1」という数字の向こうには、数あるコンテンツの中からわざわざあなたの配信を選んで時間を割いてくれている「生身の人間」がいます。 数字を追いかける前に、今目の前でコメントをくれたその人とのコミュニケーションに全力を注ぎましょう。

4. 挨拶と感謝は「やりすぎ」なくらいで丁度いい

「初見さんいらっしゃい!コメントありがとう!」「いつも来てくれてありがとう!」 こうした基本的な挨拶や感謝を、ベテランになっても徹底している配信者は例外なくコミュニティが温かくなります。 配信を見て無言で去ろうとしていた人も、熱烈に歓迎されたら「また来ようかな」と思うものです。感謝の言葉は出し惜しみせず、何度でも伝えましょう。

5. 「比べない勇気」を持つ

同期デビューの仲間が先に登録者1000人を達成した。そんな時、焦りから自分を見失ってしまう人は非常に多いです。 配信の成長スピードは、ジャンルや環境によって全く異なります。あなたが比べるべきは、スゴイあいつではなく「1週間前、1ヶ月前の自分」です。

6. 完璧主義を捨てて「打席に立つ回数」を増やす

「オーバーレイが完成するまで配信できない」「企画が完璧に練れるまで初配信はしない」 準備は大切ですが、完璧主義は活動の足枷になります。配信のノウハウは「実際にやってみて、失敗して、改善する」というサイクルの中でしか身につきません。まずは60点でもいいので、とにかく配信開始ボタンを押し、打席に立ち続けることが最速の成長ルートです。

7. 他人の真似から入り、自分だけの「違和感(個性)」を見つける

最初は憧れの配信者のトークや企画を真似することから始まります。しかし、いつまでも「劣化コピー」のままでは誰の記憶にも残りません。 活動を続ける中で、「自分はここだけは譲れない」「この瞬間が一番力が入る」という自分だけの偏愛やこだわり(=個性)が見えてきます。

8. 健康とメンタルを最優先する

「寝る間を惜しんで毎日長時間配信」 一見美談に聞こえますが、睡眠不足で不機嫌な配信者の放送を誰が見たいと思うでしょうか? 配信活動は、あなたが想像している以上に体力とメンタルを消耗します。「しっかり寝る」「休む時は休む」という自己管理ができる人だけが、結果的に数年単位でこの世界を生き残ることができます。

9. 配信枠の外側(SNS)の努力を怠らない

YouTubeやTwitchの中で配信している「だけ」で人が来てくれる時代は終わりました。 今の時代、新規のリスナーはXやTikTokなどの外部SNSから流入してくるのが基本です。配信外の時間を使って、切り抜き動画を作ったり、有益な投稿を発信したりする「見つけてもらうための努力」をセットで考えましょう。

10. いつか必ず辞める日が来るからこそ、今日を大切にする

少しセンチメンタルな話になりますが、どんな人気配信者でも、いつかは必ず活動を終える(または卒業する)日が来ます。 だからこそ、「今日の配信が最後だとしても後悔しないか」を常に自分に問いかけてください。


ここから先は、自分に当てはめてみた話です

ここまでが一般的な整理です。ここからは正直に書きます。

この10個を自分に当てはめてみたのですが、一番大事な部分が噛み合いませんでした。

私が続けている理由は「楽しいから」だけです

まず、続けられている理由から書きます。

楽しいからです。それだけです。

伸ばしたいから続けているわけではありません。数字を目標にして頑張った時期が、そもそも無いのです。この記事の10項目は「伸ばすための心構え」として並んでいますが、私の継続はそこと接続していません。

では何が楽しいのか。自分の場合ははっきりしていて、作ること・工夫することです。

画面のレイアウトを組み替える。コメントの見せ方を変える。無いものは自分で作ってみる。この作業が楽しいから、配信という場が続いています。 順番としては「配信を伸ばしたい→そのために工夫する」ではなく、「工夫したい→そのために配信という場がある」に近いです。

だから項目1は、思っていたのと少し違います

項目1の「自分が一番楽しむことが最強の集客」は、そのとおりだと思います。ただ「集客」の部分は、自分の場合おまけです。

楽しんでいれば人が来る、という因果で楽しんでいるわけではありません。人が来なくても楽しいから続いている、というのが正確なところです。

ここを混ぜて読むと、「楽しんでいるのに伸びないのはおかしい」という苦しみ方をしてしまいます。楽しさは継続には効きますが、集客に効くかどうかは別だと思っておいた方が、たぶん楽です。

唯一はっきり当てはまらなかったのが、項目6です

10項目のうち、明確に「守れていない」と言えるのが項目6の「打席に立つ回数を増やす」でした。

私の配信頻度は、上がっていません。この項目を知らないわけではないですし、正しいとも思います。それでも増えていないというのが事実です。

そして重要なのは、増えない理由が「完璧主義だから」ではないことです。

止まる原因は、心構えではありませんでした

活動から遠のいた時期があります。その原因を正直に書くと、忙しさと体調です。

  • モチベーションが尽きたから、ではありません
  • 数字が伸びずに心が折れたから、でもありません
  • 単純に、時間が無い時期と、体調が悪い時期があっただけです

ここが、マインドセットの記事を読んでいたときに一番ズレを感じた部分です。マインドセット系の記事は、止まる原因が心の中にある前提で書かれています。 焦り、比較、完璧主義、承認欲求。だから「考え方を変えれば動ける」という結論になります。

ところが自分の場合、止まった原因は心の外側にありました。 仕事が立て込んでいる週に「打席に立つ回数を増やそう」と決意しても、時間そのものが無いので何も変わりません。体調が悪い日に「比べない勇気」を持っても、配信はできません。

マインドセットで解決しない領域がある、というのが自分の実感です。

なお項目8の「健康を最優先する」は、この文脈だと少し様子が変わります。「無理をするな」という戒めとして読むと当たり前の話ですが、「体調は自分でコントロールしきれない変数だ」と読むと、活動計画そのものを組み直す話になります。私にとっては後者でした。

直る失敗と、直らない失敗

以前、初心者配信者がやりがちな10の失敗という記事で、「一度直せば結果が残る失敗は直る。毎回やり直しになる失敗は直らない」という話を書きました。

マインドセットにも、同じ線が引けると思っています。

効くもの効かないもの
考え方を変えれば行動が変わるもの(比較しない、感謝を伝える)時間や体力が足りていないもの
一度決めれば維持できるもの(数字より人を見る)毎回まとまった余力を要求するもの(頻度を上げる)

「10個読んで、10個やる」は無理です。 自分に効く列がどちらなのかを先に見分けた方が、消耗しません。


頻度が上がらないなら、1回あたりの手数を減らす

項目6だけは自分に当てはまらなかった、と書きました。ただ、打つ手がないわけではありません。

頻度が上がらない理由が「気持ち」ではなく「時間」なら、1回の配信にかかる手数を減らす方向は残っています。そこで作ったのが配信準備 逆算チェックリストです。

配信タイトル・日時・タイプを入れると、サムネ作成・告知・機材テストなどの準備タスクが期日つきで自動生成されます。「サムネは前日まで」「告知は1時間前」といった逆算が最初から入っているので、何をいつやるかを毎回考え直さずに済みます。

「今日やること」だけを集めたダッシュボードがあるので、忙しい日はそこだけ見れば済みます。 配信日時を変更すれば期日は自動で再計算されますし、カレンダー(.ics)に書き出してリマインドさせることもできます。

正直に書いておくと、これで配信頻度が上がる保証はありません。 体調の問題には何の効果もありません。ただ、「準備が面倒で腰が上がらない」ぶんだけは削れるので、自分と同じ止まり方をしている方には意味があると思っています。無料・登録不要です。


まとめ|10個のうち、自分に効く列を選ぶ

マインドセットの整理は役に立ちます。ただ、全部が全員に効くわけではありません。

  1. 続く理由と、伸びる理由は別物です。 私の場合、続いているのは作るのが楽しいからで、伸ばすこととは関係がありません
  2. 止まる原因が心の中にあるとは限りません。 私の場合は忙しさと体調でした。ここは考え方を変えても動きません
  3. 効くものと効かないものを見分けてください。 一度決めれば維持できるものは効きます。毎回まとまった余力を要求するものは、余力が無い時期には効きません

この記事を読んで「耳が痛い」と感じた項目があったなら、それが伸びしろかもしれません。ただし「耳が痛いのに何年も直っていない」項目があるなら、それは心構えの問題ではない可能性も、あわせて疑ってみてください。

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