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開発

1週間で自分のサイトを作った話──Google Antigravityとバイブコーディングの現場

1週間で自分のサイトを作った話──Google Antigravityとバイブコーディングの現場

自分の活動をまとめる場所がほしくて、このサイト ChapiLab を立ち上げました。構築にかかった期間はおよそ1週間。開発には Google Antigravity を使い、いわゆる バイブコーディング のスタイルで進めました。

個人開発自体は何度かやってきましたが、AIとの対話だけでここまで一気に形になった体験は初めてだったので、その経緯を記録として残しておきます。

1週間で入れた機能

テンプレートを置いただけの静的ページではなく、運用するつもりで機能を組みました。

  • ブログ投稿システム: Markdownベース。この記事も同じ仕組みで書いています
  • お知らせ管理機能: サイト更新・新着情報の管理
  • ポッドキャストお便り管理: Gmailに届いたお便りを自動取得して管理画面で整理
  • 管理画面(ダッシュボード): 上記すべてをブラウザから操作
  • Webアプリ公開機能: 自作ツールを同ドメイン配下で即時公開

フルスクラッチに近い構成で、個人サイトに欲しい機能をひととおり揃えた状態からスタートした形です。


一番こだわったのは管理画面

表に出ない部分で、一番時間をかけたのは 管理画面 でした。

管理画面のスクリーンショット

個人サイトでここまで管理画面を作り込むケースは、あまり多くないと思います。手作業や静的ファイル管理でもなんとかなるからです。

ただ、運用を続けていくつもりなら、管理画面は最初に作っておく価値がある、というのが個人的な結論でした。「Gmailに来たお便りを番組で読みやすい形で整理したい」とAntigravityに伝えたら、

  • Gmail API との連携
  • データ取得と保管
  • 管理画面へのUI統合

が一通り形になって戻ってきました。ここが動いたときは、かなり興奮しました。


一番詰まったのは API連携

「バイブコーディングで爆速」みたいな煽りをよく見ますが、正直、全部がスムーズというわけではありません。

今回の開発で一番時間を食ったのは、外部サービスとの API連携 全般でした。

  • Gmail API の認証フロー
  • Twitch の配信ステータス取得
  • YouTube のチャンネル情報取得

それぞれのサービスで認証まわりの仕様が違い、トークンの有効期限や取得方法、スコープの切り方で詰まる場面が何度もありました。AIが一発で正解を出してくれるわけではなく、エラーメッセージをAIに投げて、返ってきたコードでまた試して、を繰り返しながら進めました。

結局、単にAIに書かせているというよりは、「自分がやりたいことを的確に言語化できるか」 がほとんど全てだな、と感じた開発でした。


Google Antigravity とバイブコーディングについて

バイブコーディングという言葉自体はすでに定着してきた呼び方で、仕様書を細かく書くのではなく、感覚(vibe)で意図を伝えてAIに実装させていくスタイルを指します。

Google Antigravity はそれを前提にしたエディタ環境で、

  • 「ここ、もっと触りたくなる感じにしたい」
  • 「ここの動きをテンポよくしたい」

くらいの曖昧な指示でも、意図を汲んで実装を返してきます。

もちろん、完全に曖昧なままだと的外れな結果も返ってきます。その場合は「もっとこうしてほしい」と会話を続ける形で修正していくのですが、この 会話しながら作る感覚 こそがバイブコーディングの本質なんだろうな、と今は思っています。

ひとつ実際の副作用として、楽しすぎて時間が溶けます。寝不足には要注意です。


サイトを持って得たもの

1週間で手に入ったのは、サイトそのものより 運用できる土台 の方が大きかったです。

  • 思いついた機能をすぐに実装できる
  • 自分の活動をひとまとめにした導線を持てる
  • 新しいアプリを作ってもここに繋げられる

個人サイトを作ろうか迷っているなら、完璧な設計を描いてから作り始めるより、とりあえず AIと一緒に走ってみる 方が、今は現実的な選択肢になっていると思います。

ChapiLab も、まだここからです。新しく作ったアプリや、日々の活動を載せていく器として、これから育てていきます。

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