Voicemodを試したことがあります。配信で声を加工してみたいと思ったのがきっかけで、インストールしていくつかのボイスプリセットを実際の配信で使ってみました。
結論から言うと、導入のハードルは想像以上に低く、OBSとの連携も数分で終わりました。一方で、常用するかどうかは配信スタイルとの相性次第だと感じています。
Voicemodにできること
Voicemodには大きく2種類の機能があります。
ボイスプリセット(声そのものを変える)
男性声から女性声への変換、ロボット声、ピッチを下げた低音ボイスなど、80種類以上のプリセットが用意されています。
私が試した中では、ロボット声とエコーがかかった声が面白かったです。ホラーゲーム配信でエコー声を使ったときは、チャット欄でも反応があって雰囲気作りに一役買ってくれました。
サウンドボード(効果音を瞬時に再生する)
あらかじめ登録した効果音をキーボードショートカットで即時再生できる機能もあります。「笑い声」「ドラムロール」「ゲームオーバーの音」などをリアクションとして使えます。Stream Deckと組み合わせなくても、手軽に音声演出ができるのは便利です。
OBS Studioとの連携方法
- Voicemod公式サイトからアプリをダウンロードしてインストール
- Voicemodアプリを起動して、使いたいマイクを選択し、ボイスプリセットをONにする
- OBS Studioの「音声設定」から「マイク(入力)」を「Voicemod Virtual Audio Device (WDM)」に変更
これだけで、OBSに流れる声がVoicemodで加工された声に切り替わります。初回は「本当にこれだけ?」と拍子抜けするくらい簡単でした。
無料版と有料版の違い
Voicemodは無料で使い始められますが、無料版では利用できるボイスプリセットが一部に限られます(ランダムで毎日変わる数種類のみ)。全てのプリセットとエフェクトをいつでも使いたい場合は、年間サブスクリプション(有料版 Pro)への移行が必要です。
私はまず無料版で試して、配信に合うかどうかを確認しました。無料版でも「声が変わる」体験は十分にできるので、いきなり課金する必要はないと思います。気に入ったプリセットが無料ローテーションから外れてしまうのがもどかしくなったら、有料版を検討する頃合いです。
配信で使ってみた印象
実際に配信で使ってみて感じたことをいくつか挙げます。
- 企画配信との相性が良い: ホラーゲームやTRPGなど、声の演出が意味を持つ配信ジャンルでは効果が大きい
- 常用は好みが分かれる: 雑談配信やカジュアルなゲーム配信で毎回ボイチェンを使うと、逆に不自然さが出ることもある
- VTuber活動の入り口としては手軽: 高額な機材なしに、まずボイスチェンジャー配信を試してみたい人にはちょうどいい
- 遅延はほぼ感じない: リアルタイム変換なので音声の遅延が心配でしたが、体感では気にならないレベルでした
まとめ
Voicemodは「声を変えた配信をやってみたい」と思ったときに、最も手軽に試せるツールの一つです。無料で始められるので、金銭的なリスクもありません。
私自身は常用には至っていませんが、企画配信やネタ的な使い方では今でもたまに引っ張り出してきます。声を変えるだけで配信の雰囲気がガラッと変わるので、一度は試してみる価値があると思います。
