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Twitchのレイドとは?送る側・受ける側を両方やって分かった使い方とマナー

2026.03.05更新 2026.08.071 views
Twitchのレイドとは?送る側・受ける側を両方やって分かった使い方とマナー

Twitchのレイドとは?送る側・受ける側を両方やって分かった使い方とマナー

「Twitchを見ていると、配信の終わりに急に別のチャンネルに飛ばされることがあるんだけど…」 「配信中に『〇〇さんがレイドしてきました!』って通知が出たけど、どう対応すればいいの?」

Twitch(ツイッチ)特有の文化であり、最も強力な機能の一つが「レイド(Raid)」です。 YouTubeライブなどの他のプラットフォームにはないこの機能は、単なる「配信終了時の演出」ではなく、配信者同士・視聴者同士のコミュニティを劇的に広げるための超重要ツールです。

私自身、レイドは送る側も受ける側も経験しています。そして両方やってみて分かったのは、機能の操作は簡単なのに、悩むポイントは操作以外のところにあるということでした。

誰に送るか。今送っていいタイミングか。押し付けがましくなっていないか。この記事では、そうした実際に悩んだ部分にページを割いて書きます。最後に、意外と誰も書いていない「レイド先が思い出せない」という地味に厄介な問題にも触れます。


Twitchのレイド(Raid)とは?

レイドとは、自分の配信が終了するタイミングで、今見てくれている視聴者をそのまま「別の現在ライブ中のチャンネル」へ自動的に移動(おすそ分け)させる機能のことです。

例えば、あなたが配信を終える時に、仲の良いAさんのチャンネルに向けてレイドを発動させると、あなたの視聴者10人がそのままAさんの配信画面へワープします。 レイドを受けた側の画面には「〇〇さんが10人の視聴者と一緒にレイドしました!」というド派手な通知が出るため、Aさんも大喜びでお出迎えをしてくれる、という仕組みです。

レイドをする(送る)側の3つのメリット

なんで自分の視聴者を他人に渡しちゃうの?と思うかもしれませんが、レイドを送る側にも絶大なメリットがあります。

1. 配信者同士の強い繋がり(コネクション)ができる

レイドを受け取って嫌な気持ちになる配信者はほぼいません。 「うちの配信に遊びに来てくれた!」という感謝から、次にあなたが配信している時に逆にレイドを返してくれたり、そこからコラボ企画に発展したりと、同じ規模の配信者仲間を作るのにこれ以上最適な機能はありません。

2. リスナーに「新しい推し」との出会いを提供できる

「自分の配信が終わったら、リスナーが暇になってしまう…」そんな時に、自分が面白いと思う別の配信者を紹介することで、リスナーに新しい楽しみを提供できます。「〇〇さんの紹介してくれた配信、すごく面白かった!」となれば、リスナーからのあなたへの信頼度も上がります。

3. 自分のチャンネル名の認知度アップ

レイドを送ると、送り先のチャンネルのチャット欄にあなたのアカウント名が大きく表示されます。 送られた先のリスナーたちに「あ、こんな配信者の人がいるんだな」と名前を知ってもらうきっかけになります(※ただし、これを「宣伝」目的だけでやるのは後述の通りNGです)。


注意!レイドのデメリットと「嫌われる」使い方

便利なレイドですが、使い方(マナー)を間違えると、送った相手だけでなく、自分のリスナーにも嫌われてしまうリスクがあります。以下のポイントには絶対に注意してください。

1. 相手の配信の空気を読まない「爆撃」

相手がホラーゲームの超シリアスなシーンで静まり返っている時や、雑談で深刻な悩み相談に乗っている時に、突然大勢でお祭り騒ぎのようにレイドで乱入してしまうと、相手の配信の空気をぶち壊してしまいます。 レイドをする前は、必ず相手の配信をチラ見(裏見)して、「今レイドしても大丈夫な状況か」を確認しましょう。

2. 「売名行為」だと思われる過度なレイド

自分よりも圧倒的に視聴者数が多い超大手配信者に向けて、毎日自分の数人のリスナーをレイドで送り続ける…。 これは相手のコミュニティから「自分の名前を売りたいだけの売名行為だ」と冷ややかな目で見られ、最悪ブロックされる原因になります。 レイドは基本的に、普段から交流がある人や、自分と同じくらいの規模感の配信者に送るのが一番平和で効果的です。

3. リスナーに見ることを強制しない

レイドで送った先は、全く知らない人の配信です。自分のリスナーに対して「絶対に最後まで見ていってね!」などと押し付けるのはやめましょう。 「良ければ見ていってね〜、おやすみなさい!」くらいのアナウンスで、合わなければすぐにブラウザバックしてもらうのがお互いにとって精神的に健全です。

正直、マナーは最初かなり悩みました

ここまで3つ書きましたが、私も最初はこのあたりで相当悩みました。

送る相手が配信に集中していそうなときに割り込んでいいのか。自分より視聴者が多い人に送ったら図々しいと思われないか。かといって毎回同じ人に送り続けるのも、相手に気を遣わせてしまう気がする。

いろいろ考えた末に落ち着いたのは、「自分が普段から実際に見ている配信者に送る」という基準でした。普段見ていれば相手の配信の空気感が分かるので、今が送っていいタイミングかどうかも判断できます。逆に言うと、見てもいない相手にレイドを送ろうとするから迷うのだと思います。

マナーの正解を探すより、普段から見に行く相手を増やしておく方が、結果的に迷わなくなります。


レイドの正しいやり方(送信手順)

操作方法は非常に簡単です。

  1. 自分の配信の終わり掛けのタイミングで、チャット欄に半角で /raid 相手のTwitchID と入力して送信する。
  2. (または、配信マネージャーのクイックアクションから「チャンネルをレイド」のボタンを押して相手を選ぶ)
  3. 画面上にカウントダウン(90秒)が表示されるので、その間に「みんな、今から〇〇さんのところにレイドするから、向こうに行ったら『〇〇から来ました!』って挨拶してね!」とリスナーに呼びかける。
  4. カウントダウンが終わると自動で移動します。待たずにすぐ移りたいときは、チャット欄に出ている「今すぐレイド」を押せばその場で実行されます。

挨拶の時間として90秒はちょうどいい長さですが、話し終わってしまったら「今すぐレイド」で切り上げて構いません。逆に、送る相手を間違えたときもこの90秒の間なら取り消せます。


意外と困る「前に誰にレイドしたか思い出せない」問題

最後に、レイドを続けているうちにぶつかった、地味に厄介な問題を書いておきます。

配信の終わりは、たいてい疲れています。そのタイミングで「今日は誰に送ろう」と考え始めると、前に送った相手が思い出せません。同じ人に偏っていないか、しばらく送っていない人がいなかったか。確認しようにも、履歴がどこにも残っていないのです。

これはTwitch側の仕様で、レイドの履歴を確認する手段が用意されていません。過去の配信を遡って探すか、自分で記録しておくしかありません。

私の場合は、送った相手を自分でメモに残すようにしてから、この悩みがなくなりました。誰にいつ送ったかが分かるだけで、「そういえば最近あの人に送っていないな」と自然に思い出せるようになります。特別なツールがなくても、メモ帳やスプレッドシートで十分です。

レイドを習慣にするつもりなら、最初から記録を残す癖をつけておくことをおすすめします。後から遡るのは、ほぼ不可能なので。

メモを取るのが面倒になったので、OBSの中で完結する形にしました

とはいえ、配信終わりの疲れているタイミングで毎回メモを開くのは、正直なところ続きませんでした。そこで、この記録を自動で残すツールを自分用に作りました。

Chapi Raid Navigator は、OBSの中に貼るパネルです。フォロー中で今まさに配信している人が一覧で出て、そこからレイドを送ると送った日が自動で記録されます。次に開いたときには各行に「◯日前」と出るので、しばらく送っていない人が自然と上に並びます。まだ一度も送っていない相手は「記録なし」として最優先で表示されます。

Twitchにレイド履歴を取得する機能がない以上、記録は自分で貯めていくしかありません。導入した日から先のぶんだけになりますが、「誰に送ろう」で止まる時間はほぼなくなりました。無料で、インストールも不要です。


最後に|レイドはTwitch最高の文化

レイド機能を使いこなせるようになると、Twitchでの配信活動は「一人で孤独に頑張るもの」から「みんなでワイワイ盛り上げるもの」へと変わります。

最初は「自分の少ない視聴者を送っても迷惑じゃないかな…」と緊張するかもしれません。私もそうでした。ただ、受ける側を経験して分かったのですが、1人のレイドでも送られた側は普通に嬉しいです。人数ではなく、選んで送ってくれたこと自体が嬉しいので。

まずは、普段自分がよく見に行っているお気に入りの配信者さんに向けて、勇気を出して初レイドに挑戦してみてください。

配信まわりで使える無料ツールは 配信ツール一覧 にまとめています。よければこちらも覗いてみてください。

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